2008年07月29日

文字の認識

おばあは長いこと書道を習っていた。教えてもいた。

「師範」であった。

デイサービスの「書道」の時間。

おばあは昔取った杵柄とばかりに、器用に書いた。

職員さんが読めない漢字も読んだようだ。

色々なことが出来なくなっても、不思議と筆は器用に運べてた。

それが、昨日持ち帰った作品を見て、ショックを受けた。

自分の名前も書けない。平仮名とカタカナが混在し、名前自体

違っている。書いている「字」も小学1年生の習字のように

平仮名で「しか」。漢字を書き損じた紙もあったが手本通り

書けないようだ。途中で放棄している。。

つい先日まで「大器晩成」とか「晴耕雨読」なんて行書で

書いていたのに。。

あまりの落差に、思わず・・連絡帳で質問をしてしまった。

お手本を見て書くことが出来なくなったのか?
今日は集中力が無かったのか?

きちんと答を返してくれた。

---*----*----*----*--*

昨日の習字はご自分で漢字の手本を選ばれたものの、
文字の認識が難しかったようなので無理をせず「ひらがな」を
練習していただきました。
その日によって、難しい漢字でもサラサラと書かれる日も
あれば昨日のように少し戸惑う日もあるようです。
言葉の認識同様、反応の良い日とそうでない日があるようです。
私達もなるべく「できること」を維持していけるよう
声掛けや言い方等、工夫しながら対応していきたいと思います。

     ---*---*----*-----*-----*


確かに、「日によって」わかる時と、何も出来なくなってしまう
日がある。そういうことを繰り返しながら、少しずつ欠落して
いくのかもしれない。

それにしても、施設の方は、さすがプロ。
「できること」を維持していけるよう対応してくださると言う。

デイサービスに通っていて、良かったね。
優しい目や、手、心に包んでもらって。。

今後とも、よろしくお願いします。





ラベル:書道 習字 認知症
posted by ふみ at 23:50| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おはようございます。
書道をされているのですね。父は筆不精な人間でした。年賀状がやっとでしたが、それも認知症が始まってからは書いていません。読書もしたようすはありません。たまに映画に行ったり、植物園にいったりもありましたが、ここ3年ほどは徘徊に力を入れたようです。
昨日、父が17日に転院した病院に初めて書類を持って行きました。転院日もケアマネと今まで入院していた病院のケースワーカの方に送ってもらいました。その入院中も顔を合わすと動揺すると看護婦さんたちの迷惑をかけると思い、私も母も4月15日に入院したその日から会っていません。冷たいようですが、我が家の長い歴史でこのような風になったのです。今度の病院は洗濯もオムツも業者が入るので、今までにように行く事がありませんが、入院承諾書や色々な手続きが必要との事で母と一緒に行ってきました。今回はケアマネさんも同行してもらいました。病院側が「折角遠い所から来られたので、少しだけ様子を見られませんか?」の声に母は首をふりましたが、私とケアマネさんはベットの傍まで行きました。父は真上を向いて寝ていました。長い入院生活でそれなりの衰えがあります。髪の毛も1ヶ月に1回は散髪に行っていたのですが、もう伸び放題のようでした。自分でも気にならないような感じでした。
前の病院で最後の方から、ほとんど寝たきりだったことを聴いていましたが、最後に観た父は普通に歩いていました。今は移動は車いすだそうです。個人病院なので前の病院のようにフロアーもなく、狭い廊下、売店もなく、詰め所でお世話になっている様子もなく、8人部屋でずっとああしているのか・・・と複雑な気持ちで帰りました。
認知症の要介護度は1から3になりました。
母は益々心身共に陥り、ケアマネさんにゆうも、今だ相談に乗ってくれません。ほんと、もう、しんどいです。
Posted by run at 2008年07月30日 07:41
うちの母も子育てが一段落したころから
書道を始めたみたいです。
最終的には準師範だったのかな・・・。
まだ、認知症の始めのころ、自宅から持ってきた
「笑来福」っていう母作の書が
大きな額に入れて我が家の床の間に
飾られています。
もう、筆を持つこともないでしょうが・・・。

>デイサービスに通っていて、良かったね。
優しい目や、手、心に包んでもらって。。

ふみちゃんの施設の方への気持ち
あったかくて、いいな〜って思います。
認知症の患者さんをかかえた家庭は、
どうしても暗くなりがち。
ふみちゃんの伯母様に接する態度も
私は見習わなければっていつも思っています。
でも・・・・
嫁姑の関係でここまできちゃった私は
気持ちがついていかないんですよね〜
最近はホント形だけのお見舞い。
これが、実の母だったら、ちがうでしょうね^^
Posted by まま at 2008年07月30日 14:31
runさんへ

コメントありがとう。
お父様、ずいぶん様子が変わりましたね。
昔、施設に見学に行ったとき、男性の部屋は
おしゃべりもなく、各自がただベッドの上に
仰向けに寝ているのが印象的でした。
複雑な思いになりますね。でも家では見れない
から仕方ないですよ。次はお母様に、しっかり
してもらわなくては。。。あまり甘えさせず
出来ることはしてもらったほうが、刺激になる?


ままさんへ

コメントありがとう。

それは違いますよ。
私もおばには心穏やかざるものを持っています。
それでも、こうなってしまったら仕方ないです。
だから、思うの。自分は子供にはもちろん
姪たちにも老いた時に優しくしてもらえるよう、今からいい人でいようと(笑)
Posted by ふみ at 2008年07月31日 00:20
ふみさん♪ 今晩は〜!
毎日叔母様のご面倒ご苦労様です。
ふみさんのブログを読み元気を頂いてる私なんですよ。
>デイサービスに通っていて、良かったね。
優しい目や、手、心に包んでもらって。。
なんと素晴らしい言葉なんでしょうね。
お優しいふみさんのお気持ちに〜感動し胸が熱くなりました。
以前は輝いていらした叔母様でしたのに〜歳をとる事の悲しさ…私も母とだぶって涙が止まりませんでした。
徘徊もあったりふみさん本当に大変ですがご自分のお身体も大事になさってね。
ご家族のお協力もあって良かったですね。
でも叔母様はご自分で食べられるのですよね。
お幸せですよ〜優しい皆様とご一緒で。
家の母は退院して4ヶ月〜この暑さで午後になると微熱がありますが〜今は毎週主治医が往診に来て下さいます。
見ている私も時には誰だか解らないですが〜主人の助けを借りて童謡歌ったり〜お話聞かせたり本人は理解してないと思いますが私の気持ちで接しているんですよ。
ふみさんのおっしゃるように老いた時は優しくして貰えるように可愛い年寄りにならないといけませんね。
明るいふみさんは私のお手本です〜これからもお邪魔させて頂きますね。
夜も更けました〜おやすみなさい。
Posted by ひろりぃ at 2008年08月04日 23:39
ひろりぃさんへ

コメントありがとうございます。
私のことは過大評価です。
毎日、キイキイ騒いで、反省と自己嫌悪の
繰り返しです。
ひろりぃさんの写真を見て、ふーっと気持ちが
上向きになります。
目線が近場から遠くを見るように変るのです。
救われています。感謝です。

Posted by ふみ at 2008年08月06日 00:18
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