2008年09月02日

周りの人々

人は今、自分が何処で誰といるのか分からなくても平気なのか

ご飯を食べているが、どこで食べているのか判らなくても
どうして用意してくれるのかわからずとも、普通にご飯を
いただけるのか?

おばあの茶碗。
ご飯の上におかずをのせてしまう。
ご飯とおかずを交互に食べる、という意識などほとんど無い。
時に好きな物を後回しに食べるが、たいていの場合は
上から順に食べるので、後半はご飯だけになってしまう。
おばあは気にする風も無く、食べ続けている。
だから途中で、茶碗におかずをのせる。

「あら、どうも、どうも、ありがとうございます。」
ご丁寧なお礼の言葉。

ここが何処で、誰に言っているのか確かめたくて聞く。

「ねえ、私は誰?」
「そういうことなの?」
「そうじゃなくて、私は誰だか、名前がわかる?」

ご飯を食べながら、どうして聞くの?って、感じで

「井上さん」明快に言う。
「私、井上さん?」
「そうよ。」
「井上さんて、あなたの何?」
「・・・・・」ご飯を食べ続けている。
「お友達?」
「そうよ。」

一番身近な私を「井上さん」。
ガッカリして、話を止める。

おばあは最後のご飯を茶碗に箸をカチャカチャさせて、
口に入れる。

たくましいのかな〜?



ラベル:認知症
posted by ふみ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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