進行度合いは
初期
少し前のことも思い出せない、時間の感覚がわからなくなる。
中期
直前のことも思い出せない、場所の感覚がわからなくなる。
幻覚、妄想、徘徊といった行動障害が出現する。
後期
歩行障害や言語によるコミュニケーションが困難になる。
終末期
食事が飲み込めなくなる、笑うなどの感情を表すことが
少なくなり、一日中横になっていることが多い。
認知症の終末期になると「寝たきり」になってしまいます。
しかしながら「認知症」で寝たきりになるのは終末期ばかり
ではありません。
徘徊中に交通事故に巻き込まれたり、薬の量を間違えて効果が
出すぎて転倒したり、ベッドからの転落など、認知症の
中核症状や周辺症状がもとになった事故によって、骨折したり
頭部に外傷を負ったりして「寝たきり」になってしまうことも
数多いのです。
寝たきりを防止する。
認知症の方も一般の高齢者同様、寝たきりを生み出す
「廃用症候群」を予防することが大切です。
生活が不活発にならないよう日常生活の中での家族の働きかけや
デイケア、デイサービス等の利用も有効です。
周囲の方々に認知症に対する正しい知識、ケア方法を身につけて
いただき、積極的に医療や介護のサービスを活用することで
認知症から「寝たきり」になることを防ぎましょう。
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おばあは「後期」の段階。
運動量が多いので、寝たきりになるとは思わないが、「転倒」の
恐れはある。外に徘徊に行くので交通事故も心配。。。
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