2009年11月30日

騒動の日曜日、夜版

日曜日、眠りもせず、一日を過ごしたおばあ。
夕食も、しっかり食べた。
今夜は見たいテレビ番組がある。
1日起きていたから、眠ってくれるだろうと、適当な時間に
部屋に連れて行き布団に入れた。
甘かった〜!
ガサゴソ〜ガタゴト〜と、音がする。
しばらく放置していたが、何も羽織らず、薄い格好で起きていて、
風邪を引かれても困るので様子を見に行くと部屋の中は大変な
ことになっていた。
おばあの部屋の廊下の観葉植物が倒れ、廊下の隅にある物入れが
簡単に開かないよう立てかけておいたテーブルが動かされ、
物入れから、半紙や箱などが引っ張り出され、散乱している。
乾かなかったシーツやパッドを干しておいた竿が落ちていて、
当然、洗濯物も落ちている。
出て行こうとしたのかサッシ窓が開いていた。
(雨戸は開けられていなかった。)
「なんで、こんなことするの?」当人はボーっと立っているだけ。
一つ一つ元の位置に戻し、こぼれた土を拾い洗濯物を掛けなおす。
眠れないなら、こっちにいたらと居間に連れてくれば、
ふてたように居間のフロアー部分に横になり目を閉じる。
「こんな所じゃ、冷えるでしょ。寝るなら、部屋で寝なさい。」
連れて行けば、しばらくすると動き出す。
部屋で遊び飽きる(?)と出てきて、玄関や洗面所に行く。
トイレに連れて行き、部屋に戻す。
おばあの部屋には台座も鏡の回りも鎌倉彫りの装飾が施されて
いる姿見がある。
おばあは「鎌倉彫」を趣味にしていたので自分の作品。
台座があって、その上に1m位の鏡部分がはめ込まれている。
その鏡部分が台座から片方がはずれている。
鏡部分は結構重い。
何をしたのかと思いながらもはめ込みなおした。
出たり入ったりの遊びは続き、一緒に部屋に戻ると、また鏡が
はずされている。
何で?
鏡に映る自分を誰かと勘違いするのか?
どういうつもりなのか? 
また、次には様子を見に行くと、掛け軸の後ろに入り込んでいる。
これもおばあが「書道」を習っていたので壁に掛けてる自分の作。
幅60センチ長さ120センチ位の掛け軸の後ろに佇んでいる。
「何してるの? 破れちゃうよ。」

病気なんだ。
今夜は脳に興奮する何かの分泌がすごくて突き動かされるのかも、
本人の意思では無いんだ。仕方ないんだ。可愛そうに。
そう、思うことにしようと、おばあを見ながら自分自身に
言い聞かせるのだが午前2時。
もう、いやだ。布団ごと紐でぐるぐる巻きにしてしまいたい。
一人葛藤しているうちに、やっと静かになった。

今朝、昨夜の疲れで、おばあもきっと起きれないだろうと
思っていたら、階下に下りていった私と、同時におばあが
部屋から出てきた。
全く、恐れ入ります。あなたのパワー。


ラベル:認知症
posted by ふみ at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 問題行動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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