おばばが亡くなった。家族それぞれが、逝ってしまったおばばを
偲ぶ場面があった。
台所仕事をしながら、「そろそろ大根でも漬けましょうね。」と
何気に話しかけて、亡くなってしまったことを再認識し、
涙していた嫁。
家のおばあは、テレビに描かれていた人とは全く別タイプである
が、家族が亡くなったということでは同じ。
「寂しさ」がリンクして、泣けた。
夜、一人で居間にいると、外の風の音か?歌声に聞こえた。
おばあも、夜、寝床の中で歌っていた。
何の歌か聞き取れない、メロディもはっきりしないものだったが
ふと、おばあが歌っているようで耳を澄ませた。
11日の日曜日、49日の法要をする。
その時に納骨もする。
あと何日かで、今、部屋にある「お骨」も墓の下に入ってしまう
何だか、また寂しい気持ちになっている。
一人で過ごす、深夜はセンチメンタルになって泣ける。