
小さな引き出しを開けると見つけた。
パブロンと読める。
箱に定価が書かれている50円
一体、どの位以前のものだろう?
ビンに入った頭痛薬。
その茶色のビンも、きめが粗くて、気泡が入っているような
ガラスビンだ。妙に味わいがある。
下町の昭和の家の居間のタンスの上にある薬箱に入っている
ような薬だ。
その昔、おばあが頭痛でもあって、飲んでいたのだろうか?
おじいちゃんではないような気がする。
彼はお酒が好きで、頭痛などお酒を飲めば治ってしまうような
イメージがあるから。
おばあも頭痛を感じるような暮らしがあったのか?
この薬も不燃ごみには捨てられず、元の引き出しに戻して
しまった。
こんな調子では私の片付けは、進まない。。ハア〜