2010年12月21日

善行した?

母方の従兄が果樹園をしている。
従兄といっても、私とは年が離れていて、彼の娘と歳が近い。
二人の娘さんがいて、果物が出来るころになると街道沿いに
店を出して直売をしている。
毎年、出向き買い物をしてくる。

去年の10月の初め、おばあと娘と私の3人で行った。
おばあにとっては私の従兄は甥にあたる。
認知症が進んで、何もわからなかったが、連れて行った。
新鮮な果物を試食した。
そして、何枚かの写真を撮ってきた。

おばあのお葬式の時に、近況の写真として飾った。

おばあが亡くなる少し前に、二人の娘さんのうち下の娘さんが
亡くなった。おばあの葬儀の時に聞いた。
理由はわからない。
密葬で済ませ、お知らせもなかった。
何か、事情があったのだろう。

今年、同じ季節に出かけた。
去年いた人が、ここに居ないなんて・・と、
そこに居合わせた一同はそれぞれ故人の思いにふけった。。
写真を撮ったことを思い出した従兄の娘さんが、
「あの時の写真が妹の最後の写真になるんだわ。
遺影を作るときに写真が無くて、あの時のがあったら、
くれない。。」と、お願いをされた。
帰宅した私は、即、加工して、幾枚かをプリントして送った。
お礼の電話が入り、とても喜んでくれた。

それから・・
また、2か月もした後、電話がかかってきて、
「妹の旦那さんも写真を欲しがっているので、送ってくれない。」
メールアドレスを知らせてきた。
あの時、妹さんのご主人にも分けたいと言われたので
余分にプリントして渡しのだけど・・
故人を偲ぶのに、たくさん欲しいのだろうと
言われるまま送ったが、メールアドレスを正しく聞き取って
いなかったらしく、送信できなかった。
そこでCDに焼いて、私のアドレスを書き込んで、郵送した。

3〜4日するとお礼のメールが来た。
「一生の宝物にします。今、まさに彼女と晩酌しています。」
3匹の室内犬の写真が添えられて、癒されていること、
家事のことなど近況まで書いた、丁寧なメールだった。

切ないことなのに、私は嬉しくなった。

また、いつか会えるから、それまで元気に生き切って、この世の
楽しい土産話をたくさん作ってください。と返信した。

愛するものとの別れはいつか必ずやってくる。
慰めの言葉なんて、難しい。

写真が役に立って、良かった。。



posted by ふみ at 00:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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