2006年09月30日

明日の記憶

話題作「明日の記憶」(あしたのきおく)萩原浩著を読んだ。

若年性アルツハイマーを発症した主人公。

厚い本だったが読み始めたら目が離せなくなって2晩かかって

読みきった。

痴呆は血流が悪くなり起こり、アルツハイマーは脳神経が

やられていくから同じものではないらしい。が

どちらも治らないし、徐々に進行していく点も同じようだ。

おばあも「頭がぼんやりして・・」とよく口走っていた。

突然に「ここはどこ?」状態になりパニクルのも同じ。

錯覚と幻覚がいつしか、どうでもよくなり時間や空間

現世とあの世までも超越する。

記憶がなくなり、真っ白になる。

あの時、おばあは見慣れた風景が新鮮に見え、よそに来ていると

思い「おじゃましています」といったのだろうか?

活字を追いながら、おばあの行動と照らし合わせる。

言葉で自分の状態を的確に話すことはしない、出来ない

おばあの心の内を推し量れるかもと読み進む。

不安だったろう。

自分がおかしいことを言っているかもと少しはわかっていたんだ。

だから顔色を伺うようになり、笑ってはぐらかす。

ボケの初期も一緒。今は怒って開き直るようになったけど。


自分がなったら・・

主人公と同じように、たくさんのメモを取り記憶をつなぎとめる。

「博士の数式」の博士もクリップでメモを服に留めていたっけ。


大丈夫だよ。全部忘れちゃっても面倒見るよ。

私に出来るだろうか? そう言えるだろうか? 


本は迎えに来た奥さんのことがわからず、主人公は素敵な女性と

出会ったと思い、一緒に山を降りるところ・・で終わった。


私には続きがある。
posted by ふみ at 00:14| Comment(2) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ふみちゃん、こんばんは。

長いことご無沙汰でした。m(__)m

伯母さんの入れ歯、うまくいけそうですか。
入れ歯って汚いモノではないんだけど
(口にいれるモノなんだから)
他人からみたら・・・やはりね・・。

洗面所に入れ歯を入れる容器を準備しておくのに
しっかり食器棚の中のグラスに水を入れて
つけておいてくれたり・・・。

やっぱり、汚く感じてしまう。

主人は、母の食べ残しでも食べられるけど
私はダメ。

実の親だったら、私の気持も違ったかしら。

誰もがみんな「自分はゼッタイにボケない!」
と思っているでしょうけど
できたらボケる前にコロッと逝っちゃいたいですね。



Posted by まま at 2006年09月30日 21:05
ままさんへ

入れ歯騒動、続いています。
洗うのに抵抗を感じています。

私、おばあの食べ残しは食べられません。
親のは出来る。
血の繋がりとかではなく、相手に対する思う気持ちだと思う。
今はボケてしまっているけど、そうでない時は助けてもらったとか、
大事にされたとか、何かがあると今度は自分が恩返しする番だと
自然に思えるのだと思う。
おばあにはそれが無い。
でも母の姉だから、やるっきゃない。
彼女がこの世で頼れるのは私一人。
ただ悲しいかな、本人はそう思っていないの。
Posted by ふみ at 2006年10月03日 23:34
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