朝、7時頃おばあがいないのに気がついた。
夫は自宅待機。
私は110番するのに、抵抗があり携帯電話を持って自転車に
乗り、家から5分位の警察に途中の道に注意を払いながら行った。
受付に行き、保護されている老人はいませんか?
今度はハズレ。いない・・・
届けを出して、夫に連絡して、そのまま捜しに走る。
管轄は違うのだが、家に近いのでそこの駐在のおまわりさんにも
お願いして、いったん8時ごろに帰宅。
デイサービスに電話して、事情を話し、本日は迎えに来ないで
いいと連絡する。
出かけた服装はパジャマにカーディガンに靴。
おばあのオーバーと、ズボンとオムツの替えを用意して
自転車の前篭に入れて、再び出かける。
風が冷たい。水路とか川の土手とか・・どこかにうずくまって
いるのではないかと、捜す。早く見つけてあげないと
昼過ぎても、見つからない。警察からの連絡も無い。
寒さで、腰が痛くなってくる。
住宅街の道は人通りも無い。他人様の庭を覗きながら怪しげ。
見つける範囲も無くなって・・
まさかと、思いながら家の裏の方の公園。森の中に入る。
田舎の道と、間違えるかな?・・なんて考えながら山登り状態。
その時、携帯が鳴った。
「見つかったって、今パトカーで送ってくれるそうだ。」
駆け下り、自転車に乗って自宅に戻ると、家の前にパトカー。
おばあがちょうど降りてきた所。
そこで、確認があり、書類にサインをして引き取る。
おばあは元気。不思議なくらい元気。
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