おばあの介護拒否。
近頃、おばあとの日常で、痛めたのか右肘の様子がおかしくて
力が入らない私。
強くつかまれたり、体重をかけられたりすると、本気で痛い。
いよいよ老老介護になってきたか・・
そんな、こちら側の体調なのに、おばあのそれは容赦が無くて。
朝の着替えも、着ている物の袖口をしっかり握って、腕を曲げて
脱がない。
やっとのことで脱がせ、服を着せようとすると、手を伸ばさず
袖に腕が通らない。
ボタンを留めようと、手を伸ばせば首でも絞められるかと思って
いるのか両手を伸ばして、私の手をつかみにかかる。
「ボタンを留めるんだよ。」と言ったって、抵抗は止まない。
便座に座らせようとすれば、突っ張っているし。
逆に立たせようとすれば、腰を落として座りたがる。
歩く時は、私の指の2、3本を強くつかんで全体重をかける。
トイレでペーパーを使おうとすれば、足を閉じて開かない。
入れ歯の着脱も、しっかり口を閉じて開いてくれないし。
はずそうとすれば噛まれる。
あまりに拒否されて、何をするのにも時間がかかって
イライラした私は、おばあのそういった行動は、日頃の夫の
対応のせいだと非難した。
「あなたが、ちょっかい出しているんじゃないの?」
「俺はなにもしていないよ。」
普段、こんな様子では、デイサービスに行ってもやっている。
家族がひどいことをしているから、こういった態度になるんだ
と、思われたら心外。
「普通に接していますよ。」と、言い訳したい。
ネットで調べてみたら、認知症の症状の一つに「ケア拒否」
というのが、あって、こう書かれていた。↓
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お風呂に入るのをいやがる、洋服を着替えるのをいやがる、
おむつ交換や下着を交換するのをいやがるなど日常生活動作を
行ううえでのケアに対する拒否行為を言います。
とくに身体接触の多いケア、つまり清潔や排泄に関するケアに
対しての拒否が多く見受けられます。
やり方がわからない記憶障害や面倒くさい、裸になりたくない
などが考えられます。--**--
家の家族の接し方が悪いのではなくて、症状の一つなんだ。
ちょっと気が楽(?)になった。
それにしても・・困った症状だよね〜